何か頼まれたら、気さくに「いいよ」と言う、 

隣のお爺さんのようになりたい。

社会活動

簡憲幸

 

「社会活動」「社会奉仕」「社会貢献」とは何でしょうか?

一言で言えば「道楽」です。「世のため、人のため」とは言っても、道楽は道楽です。「自分のため」に行っているのです。

 

世界において、素晴らしい社会貢献をするとノーベル平和賞がいただけます。その受賞者の一人であるマザー・テレサほど、社会奉仕に生涯をかけた人はいません。

彼女は、弱者のために慈悲溢れる無償の奉仕活動を続けました。ではなぜに慈悲溢れる無償の奉仕活動をしたのでしょうか?

答えは簡単です。「自分の幸せのため」です。

彼女にとっては、弱者、病人、死を待つ人々に最善を尽くすことが「自分の幸せ」なのです。なぜなら、そのことで彼女は神に祝福され、天に召され神の元に行くことができると信じているからです。

では、私はなぜに社会活動をしているのでしょうか?天に召されて神の元に行きたいからではありません。そのような大望はありません。

出会う人たちに求められているからです。誰かが何かを私に求め、私ができることであれば、ただ私はそれをするだけです。

 

隣のお爺ちゃんに「盆栽の選定の仕方を教えてよ」と言って、「いいよ」と答えるようなものなのです。私はそんなお爺ちゃんでいたいのです。それが私の社会活動なのです。

 

 

多彩な社会活動を実践

私は、ビジネス面での活動と共に、社会活動にも大きな比重をおいています。
  

■公的法人活動
NPO法人、一般社団法人などの活動を幅広く実施しています。こうした活動を通して、微力でも健全な社会整備に貢献できればと願っています。

 

簡憲幸
反原発イベント「原発萬歳」での講演

 

<社会奉仕>

l  大学在学中に社会福祉活動に従事する。YMCAにおいて子供たちや障害者たちの教育プログラムにボランティアスタッフとして参加する。

l  同時期に、カトリック団体を通して、恵まれない人たちの施設や団体に対して、人形芝居、労役奉仕活動、ピアノなど楽器の寄付、義捐金の寄付などを行ってきた。

l  大学卒業後の1977年6月 YMCA&海外青年協力隊の一員としてフィリピン震災支援活動を行う。

l  同年8月中華民国・台湾の青年団に参加し、日本と台湾との国際交流事業をサポートする。以後、小規模ながら様々なボランティア活動に携わる。

l  1991年に奉仕団体「彩鳳会」を設立。在日の中国人など海外芸術家たちの支援活動を始め、日本と世界各国との橋渡しを行う。1997年には、日中国交正常化25周年記念「中央民族楽団」70名の来日公演、2003年には「国宝楽団」の招聘公演を成功させる。

l  2004年「新潟震災チャリティ・コンサート」を財団法人よこすか芸術財団と共に実施し同財団より感謝状をいただく。その他、老人ホームや学校などでボランティア公演を多数実施している。

l  上記のような活動は過去22年間に大小200回以上も企画実施している。また博物展では、2004年中国からの「景徳鎮展」「陝西省博物院展」を成功させる。これらの活動はすべてボランティアとしての無償の奉仕活動である。

 

<社会活動>

l  2009年、財団法人日本科学振興財団の理事として外務省からの委託事業で中国科学技術青年団約70名を受入れ、日本の科学技術者たちとの国際交流を行うなど、様々な国際イベントを企画実施し国際交流に尽力する。

l  先の震災による原発事故以降は、反原発活動として201111月に「原発萬歳」公演&コンサート、12月「朝までネット中継」、20123月「震災1年の報告会」など、様々なイベントや活動を行う。これらの活動はすべてボランティアとしての社会活動である。

l  福島市教育委員会などの依頼で、福島県内全域における地域総合型スポーツクラブのリーダー育成事業の講師・コンサルタントとして2008年より震災まで毎年行ってきた。これについては有償である。

l  NPOや市民活動の支援として、NPOや各種団体の設立から運営までをサポートしている。その中の幾つかのNPOでは理事や監査役として活動を支援している。これについては有償である。 

簡憲幸
「ポピの予言」上演会で